家族4人で年間192,000円も節約?!auスマホが使える格安SIMの料金を比較

投稿:2016年8月24日 更新:2016年8月24日
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家族4人で年間192,000円も節約!auスマホが使える格安SIMの料金を比較

この記事をかんたんに書くと…

  • IIJmioがauの回線を使ったサービスを2016年10月1日より開始
  • 月額830円のオプションで、家族間30分以内の通話が無料
  • 家族4人で格安SIMにMNPすれば、年間192,000円お得になることも

格安SIMの大手「IIJmio」が、auの回線を使ったサービスを2016年10月1日から開始することを発表しました。これにより、auで使っていたスマートフォンがそのまま使えるようになる為、auを利用している人が格安SIMにMNPしやすくなります。

今までは、au回線が利用できる格安SIMといえば、有名どころではmineoかUQ mobileのどちらかでした。
しかし、IIJmioが加わることで、さらなるサービスの充実が期待できそうです。
そこで、今回はau回線が使える3社を比較してみようと思います。

 

料金プランの比較

【データ通信のみのプラン】

メーカー1GB3GB5GB7GB10GB超過後
IIJmio900円900円1,520円2,560円2,560円200kb
mineo800円900円1,580円2,520円2,520円200kb
UQ mobile980円980円2,980円4,980円7,980円200kb

※「繰」は「容量の繰り越し」ができるかどうか ※価格は税抜きです

IIJmioの最低料金のプランは3GBで月額900円からの為、mineoが1GBでは最安値になっています。ただ、月に1GBだと結構少ないので、最低でも3GBは欲しいところですよね。また、IIJmioは6GBで月額1,520円の為、月に3GB~6GBくらいのプランであれば、IIJmioの方が料金はお得になります。とはいえ、7GB以上のプランも月に40円しか違いはありません。

そして、UQ mobileは基本的には3GBまでのプランしかありません。
それ以上、高速通信を利用したい場合には、500MB/500円で追加することができます。その為、月に5GB利用したい場合には、月額2,980円といった具合に、料金を追加していく形になります。

UQ mobileはズバ抜けて、他の格安SIMよりも高いですよね。。。
その為、月額料金の安さを求めるならUQ mobileはおすすめしません。

 

【音声通話もできるプラン】

メーカー1GB3GB5GB7GB10GB超過後
IIJmio1,600円1,600円2,220円3,260円3,260円200kb
mineo1,410円1,510円2,190円3,130円3,130円200kb
UQ mobile1,680円1,680円3,680円5,680円8,680円200kb

※「繰」は「容量の繰り越し」ができるかどうか ※価格は税抜きです

電話も出来るような、通常のスマートフォンのプランにする場合には、音声通話もできるプランを選択します。IIJmioとUQ mobileは「データ通信専用」のプランに月額+700円、mineoは月額+610円となっています。

その為、mineoがどのプランでも最安値になっていますね。
唯一、5GBのプランはmineoは月額2,190円なのに対し、IIJmioは6GBで月額2,220円なので、IIJmioの方がお得になりますね。

 

IIJmioは月額830円のオプションで、家族間30分以内の通話が無料

それでは、料金プラン以外のサービスをみてみましょう。
一番気になるところは、通話をした場合の料金だと思います。

まだ正式なサービスは開始されていませんが、IIJmioでは通話料の定額プランが提供されるかと思われます。月額600円のオプションでは、「誰とでも3分以内、家族は10分以内の通話が無料」になります。月額800円のオプションでは、「誰とでも5分以内、家族は30分以内の通話が無料」になります。

そして、超過した分の通話料は、10円/30秒になり、通常の通話料の半額となっています。

 

mineoは通話定額で最大720円がお得

mineoの場合は、月額840円(通話定額30)のオプションで、最大30分の通話ができます。つまり20円/30秒の通話料で、普通に30分通話をすると、通話料が1,200円になりますが、840円ですむということになります。最大360円お得になりますね。

もう一つは、月額1,680円(通話定額60)のオプションで、最大60分の通話ができます。つまり通常2,400円の通話料が1,680円になるので、最大720円がお得になります。

ただ、通話料は20円/30秒なので、IIJmioに比べるとかなり高くなってしまいますね。

 

UQ mobileでは月額2,980円のコミコミプラン

UQ mobileでは「ぴったりプラン」を使うことで、通話料の割引サービスを利用することができます。月額2,980円で、月に1GB、1,200円分(最大30分)の通話料がコミになったプランです。1GBということで、かなり通信量が少ないですね。

通常は3GBで1,680円なので、1,200円分の通話料をプラスすると、合計で3,880円ですので、2GBの通信費を考慮すると、お得になるのは、ほんの数百円くらいだと思います。

ただ、最初の1年間は月額1,980円で利用できて、さらに最初の2年間は2,400円分(最大60分)の無料通話と、高速通信が2倍(2GB)になります。その為、最初の2年間は妥当な金額で利用できるかと思います。3年目以降は、あまりお得なプランとは言えないようです。

 

通話料を含めた月額料金例の比較

例えば、通信量は5GB使い、月に10分のほどの通話を10回したとします。
※UQ mobileは論外なので、auの場合と比較します。

 

【IIJmioの場合】
月額2,220円 + 月830円(通話定額)
通話料 (10分―5分) × 20円 × 10回 = 1,000円

合計 月額4,050円

 

【mineoの場合】
月額2,220円 + 月1,680円(通話定額60)
通話料 (100分―60分) × 40円 = 1,600円

合計 月額5,500円

 

【auの場合(スーパーカケホ)】
月額1,700円 + 月300円(LTE NET) + 月5,000円(データ定額5)
通話料 (10分―5分) × 40円 × 10回 = 2,000円

合計 月額9,000円

 

【auの場合(カケホ)】
月額2,700円 + 月300円(LTE NET) + 月5,000円(データ定額5)
通話料 0円

合計 月額8,000円

 

このようにIIJmioが一番お得になります。
超過分の通話料が10円/30秒なのが一番大きいのではないでしょうか。

auの場合、5分以内の通話が無料になるサービス(スーパーカケホ)よりも、カケホにした方が安くなったのですが、それでも料金は半額に抑えられています。

あと、4,000円の差があるので、連続で200分通話をすると、auのカケホと同じ料金になりますね。このようにみると、IIJmioでも、結構通話ができることが分かります。

これよりも、たくさん通話をする場合には、auのままカケホで利用した方がお得ですが、そこまで通話をしない場合には、IIJmioが良さそうですね。

 

格安SIMのデメリットは?

それでは、格安SIMのデメリットをあげてみましょう。

・利用者が集中する時間帯は通信速度が遅くなる(昼や夜など)
・auなどのキャリアのメールアドレスが使えない

・キャリア決済を利用できない
・月々の支払いはクレジットカードのみ
・LINEで年齢認証ができない
・通信は4G LTEエリアのみしか使えない(通話は3Gエリアも可能)

auの格安SIMで独特なのが、通信は4G LTEエリアのみしか使えないということがあります。3Gエリアでは通信ができない為、auのキャリアを使っている時よりも、通話は問題ありませんが、ネットにつなげられるエリアが狭くなってしまいます。

docomo系の格安SIMの場合は、LTEエリアでもFOMA(3G)エリアでも、問題なく通信は行えます。この点では、au系の格安SIMではデメリットが多くなってしまっています。

 

まとめ

このように、格安SIMにはメリットもあればデメリットもあります。
ただ、それでも月額料金が4,000円も安くなれば、年間にすれば48,000円の節約になります!

よくキャリアでは、新規契約やMNPで契約すると、数万円安くなったりしますが、その理由がよく分かりますね(^^; 使い方にもよりますが、家族4人が同じように格安SIMにMNPすれば、月額16,000円、年間192,000円の節約になる可能性があります!

これで家計も、だいぶ節約できるのではないでしょうか。

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