「格安SIMの通話料が高い」はもう古い!最新の格安SIM事情 まとめ

投稿:2016年10月6日 更新:2017年5月30日
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「格安SIMの通話料が高い」はもう古い!最新の格安SIM事情 まとめ

この記事をかんたんに書くと…

  • 格安SIMはサービスが充実しており、過去のデメリットはほとんど解消されている
  • 月に3GBで月額900円が一般的。iPhoneももちろん利用可能
  • 通話割引や店頭サポート、au回線の提供などをしている格安SIMも

「格安SIM(MVNO)」と聞くと以下のようなこと(デメリット)をイメージする方がいます。

・通信速度が遅い
・通話すると逆に高くなる
・店頭でのサポートが受けられない
・自分で設定しなければならない
・MNPの際にスマホが使えない期間ができる
・SIMフリーのスマホを自分で用意しなければならない
・通信容量が少ない
・iPhoneが使えない
・スマホが安くならない
・キャリアのメールアドレスが使えなくなる
・auのスマートフォンが使えない

確かに、格安SIMは以前は上記のような状態だったかもしれません。
しかし、今ではこれらのほとんどが解決されているのです。

もちろん、格安SIMの会社によって、得手不得手があるので、それらを紹介したいと思います。

 

通信速度が遅い

格安SIMの通信速度

こちらに関しては、今でも大手キャリアよりは遅くなってしまいます。
こればっかりは、格安SIMの仕組み上、仕方のないことになります。その分、料金が安くなるものと考えましょう。

ただ、遅くなるといっても、ネットの閲覧や動画の閲覧などに影響が出るほどではありません。また、遅くなる時間帯もだいたい決まっており、ユーザーの利用が集中する時間帯に遅くなります。

例えば、お昼や夜間の時間帯は、多くのユーザーがネットを利用する為、速度が遅くなってしまいます。以下は比較的に速度が安定している会社になります。

>> IIJmio
>> OCN モバイル ONE
>> BIGLOBE SIM

 

通話すると逆に高くなる

格安SIMでは「10分かけ放題」は初

格安SIMでは、以前は通話料金が割引になるようなサービスがなかった為、通話をたくさん利用する場合には、基本料金が安くなっても通話料がかさんでしまい、「大手キャリアよりも結局高くなってしまう」というようなことがありました。

しかし、最近では格安SIMでも「5分以内の通話が無料」「通話料が半額の10円/30秒」というような、通話料が割引になるようなサービスが普及し、普通の使い方であれば、高くなるようなことはなくなりました。

・月830円で30分以内の家族間通話が無料!格安SIM「IIJmio」の通話定額 
https://www.sim-jozu.net/archives/3405

以下の格安SIMは、「5分以内の通話が無料」などの通話料の割引きのサービスがあるものになります。

>> IIJmio
>> OCN モバイル ONE
>> BIGLOBE SIM
>> 楽天モバイル
>> Y!mobile
>> mineo

 

店頭でのサポートが受けられない

イオンモバイルのショップは全国に213店舗

以前は、格安SIMといえば、ネットで申し込みをして、送られてきたSIMを自分で設定して使えるようにする、というのが一般的でした。

しかし、こちらも最近では、家電量販店やショップがある格安SIMが増えて来ている為、設定を自分でする自信がない、ショップでサポートを受けたいというような方には、これらの格安SIMが最適です。

・1GB月額480円~。全国213店舗でサポートしてもらえる「イオンモバイル」の格安SIM 
https://www.sim-jozu.net/archives/2600

>> Y!mobile
>> 楽天モバイル
>> IIJmio
>> イオンモバイル

 

MNPの際にスマホが使えない期間ができる

以前は、このようなことがあり、大変不便でした。
docomoなどの大手キャリアの場合、ショップなどで30分~1時間ほどスマホが使えない時間がありますが、即日開通が当たり前でしたよね。

ところが、格安SIMの場合には、ショップがほとんどなかったので、MNPをする場合、申し込みをしてスマホが届くまでは、スマホが使えない期間が3~4日ほど出来てしまっていました。

ただ、最近ではショップで契約をすればもちろん即日開通ができる他、ショップがない場合でも、自分の好きなタイミングでスマホを切り替える(即日開通)ことができるようになっています。

 

SIMフリーのスマホを自分で用意しなければならない

スマホのセットプランも用意

確かに、以前は格安SIMでは、スマートフォンのセット販売は行っていませんでした。しかし今では、ほとんどの格安SIMの会社でスマートフォンも一緒に購入できるようになっています。

しかもMNPでなければ、設定もされた状態で送られてきたりもします。
さらに、一括購入だけではなく、分割でも購入できるので、初期の負担がかからなくなりました。

おすすめは、スマートフォンを安く購入出来る「楽天モバイル」になります。

・スマホ買うなら今がチャンス!ZenFone 2 4GBモデル(ZE551ML)が24,732円
https://www.sim-jozu.net/archives/3412

 

通信容量が少ない

「BIGLOBE LTE・3G」も容量増量。月6GBで月額1,505円がお得。

通信容量は昔は1GBからが一般的でした。
しかし、今では月3GBで月額900円が一般的になっています。(2016年10月現在)

docomoなどの大手キャリアであれば、2GBの通信容量は月額3,500円ですよね。5GBになると、月額5,000円もします。格安SIMの場合5GBであれば月額1,500円ほどになります。

つまり、通信容量はむしろ格安SIMの方が多く、安くなっているのが現状です。大手キャリアは、通話し放題などを提供しており、通話料ではお金が取れなくなっています。その為、通信料で一人当たりの料金を上げようとしています。

その理由から、20GBのような大容量のプランの提供を始めても、よく使われている5GBなどの料金は下げようとはしないのです。この理由から通信容量に関しては、格安SIMの方が断然お得になります。

 

iPhoneが使えない

iPhone 6sやSEが値下げ!月3GB使えて5分以内の通話無料で月額4,724円~

iPhoneは、どの格安SIMでも使えます
AppleでSIMフリーのiPhoneやiPadを購入して、格安SIMで使うことも可能です。

・iPhone 6sやSEが値下げ!月3GB使えて5分以内の通話無料で月額4,724円~
https://www.sim-jozu.net/archives/3591

また、Y!mobileでは、唯一iPhone SEの販売もしています。

・iPhone 5s 16GBが実質0円!月額料金も割安なY!mobileがオススメな理由
https://www.sim-jozu.net/archives/2767

 

スマホが安くならない

楽天モバイル

確かに格安SIMでは、スマートフォンをセットで購入しても、ほとんど安くはなりません。その分、基本料金が安いので、これ以上安くできないんですね。docomoなどの大手キャリアであれば、2年間パケットパックを利用する代わりに、端末代金を安くなるといったサービスを行っていますが、その分通信費を高く設定しているから、端末の割引ができるわけです。

そんな中、唯一「楽天モバイル」だけは、定期的にスマートフォンをセットで安く販売しているので、スマホも一緒に購入したい場合には、とてもおすすめな格安SIMとなっています。

・スマホ買うなら今がチャンス!ZenFone 2 4GBモデル(ZE551ML)が24,732円
https://www.sim-jozu.net/archives/3412

 

キャリアのメールアドレスが使えなくなる

こちらに関しては、docomoやauなど、キャリアのメールアドレスが使えなくなります。ただ、最近ではLINEでやり取りをしていることも多く、メールをほとんど利用していない方も多いのではないでしょうか。また、格安SIMの会社によっては、メールアドレスを提供されます。

他には、Gmail(@gmail.com)やApple(icloud.com)のメールアドレスにしてしまうのもおすすめです。その他のフリーメールよりは、一般的に使われていますし、何よりもMNPをしてもメールアドレスが変わらないのが魅力です。

最近では、同じキャリアを使い続けるメリットも、ほとんどなくなっています。むしろMNPをした方が安く利用できるのが現状です。その為、どんどんMNPをして、お得にスマホを使っていくのが得策かと思います。

 

auのスマートフォンが使えない

IIJmio

格安SIMは、ほとんどがdocomoの回線を借りて、サービスが提供されています。

・「格安SIM」の不安や疑問をスッキリ解決!格安スマホに乗り換え
https://www.sim-jozu.net/archives/2536

SoftBankを利用している場合には、残念ながらSIMフリーの端末を用意するしかありませんが、docomoを利用しているユーザーであれば、そのまま使っているスマホを格安SIMで利用することが可能です。

auに関しては、以前はmineoとUQ mobileのみが格安SIMで使えたのですが、最近(2016年10月)から、IIJmioでもauの回線を使ったサービスの提供が開始されました。

>> IIJmio
>> mineo

 

まとめ

このように、最近では格安SIMのサービスもとても充実してきました。
スマホの故障サポートやウィルス対策サポート、ポイントが貯まったり、動画の閲覧サービスがあったり。。。 各社、色々と特色を出しています。

今までのポイントをまとめてみると以下の表のようになります。

OCN モバイル ONE

メーカー通話割引安定性ショップ即日開通スマホ割引au
IIJmio×
楽天モバイル×
OCN モバイル ONE××
BIGLOBE SIM××
mineo×
Y!mobile×

あとは、支払いがクレジットカード払いしか出来ない会社がほとんどとなっていますので、こちらが銀行振り込みなどに対応すると良いですね。

その他の比較はこちらのページをご参考にしてみてください。

>> おすすめの格安SIMの比較はこちら

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