iPhone 6の利用はどのキャリアがお得か検証してみました

iPhone6の予約が開始され、携帯大手各社はユーザーを増やすチャンスとばかりに、しのぎを削ってキャンペーンを行っているようです。そんなわけで、格安SIMも含めて、どのキャリアを利用するのがお得になるのかをまとめてみました。使い方によって、お得になるキャリアは人それぞれ異なってくると思います。

通信容量による価格比較

【データが2GBプランの場合】

【データが5GBプランの場合】

※金額は8％の消費税込みになります。
※「機種料金」はiPhoneの16GBの料金です。
※格安SIMの機種料金は24回払いを仮定した場合の金額です。
※「通話時間」とは大手キャリアの平均的な月額料金に達するまでに、どのくらい通話出来るかというものになります。通話料金は「楽天でんわ」アプリ等で10円／30秒での利用を想定しています。

結論

このように携帯大手3社はどこも同じような金額になっていますが、ソフトバンクが機種変更でもiPhone6の機種代金が2014年10月31日まで無料であったり、アメリカやハワイで利用する際にも通話料や通信料は無料であったりと、かなりお得感が満載となっています。

docomoの場合は機種変更の際、15年以上利用しているユーザーは基本料金が648円割引、auの場合は固定電話等も一緒に利用している場合には934円割引、など各社しのぎを削っています。

またこれらの大手3社は通話料もどこにかけても無料ですが、格安SIMは通話料がかかります。これらをふまえてどこを利用するのかを考えてみると、格安SIMの場合、2GBプランで見ると「日本通信」が最安値ですが、「U-mobile」は3GBまで同一料金で利用出来るので、割安になります。動画をかなり多く観るという使い方でない場合は、通信料は3GBもあれば十分です。また表の「通話時間」は大手キャリアの平均的な月額料金に達するまでに、どのくらい通話出来るかというものになります。

通話料金は通常は20円／30秒ですが、「楽天でんわ」などの通話料が半額になるアプリを利用することで、10円／30秒になりますので、それをもとに上記の「通話時間」の項目は計算しています。例えば2GBのプランで言えば、大手3社の平均的な7,020円に達するには、U-mobileで月額料金5,189円だと、1,831円分あります。1,831円だと、約90分の通話が利用出来るということになります。ですので、月に90分も電話をかけることがない場合には「U-mobile」、それ以上に電話をかけることが多いなら携帯大手3社が最適かと思います。

他には、格安SIMの日本通信はiPhone専用プランとして、月額料金4,298円で8GBが使い放題になるプランを用意する等、格安SIMはデータ通信の安さで攻勢をかけています。