【OCN モバイル ONE】設定や速度チェック等、使ってみた感想

投稿:2015年2月20日 更新:2021年2月7日
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私は格安SIMのOCN モバイル ONEを2013年6月頃から利用しています。
最近では色々な格安SIMの会社が参入し、色々なプランが出ており、どのプランを選んだら良いのかが分からない方も多いかと思いのではないでしょうか。そこで、今回は「OCN モバイル ONE」を使ってのレビューになります。

>> OCN モバイル ONE(ワン) のクチコミ・評判やサービス内容

 

SIMの設定

OCN モバイル ONE マイクロSIM

こちらは送られてきたSIMの写真です。
Nexus 7での利用なのでマイクロSIMになります。
※撮影用に使っていたSIMを戻してあります(^^;

SIMには3種類のサイズがあり、端末によって異なりますので以下のページで調べてから注文するようにしてください!ここに載っていない場合には、ネットで端末のSIMサイズを確認するか、メーカー確認するようにしましょう。

・動作確認端末 SIMサイズ表(OCN モバイル ONE)
http://service.ocn.ne.jp/mobile/one/datacard/

今回は1日の容量が決まっている日次プランでの契約になります。当時は月額980円で1日に30MBというプランでした。さすがにこのころは、よく容量を超過して速度制限になっていたものです。今では容量が増加され料金も改訂され、月額900円で1日に70MBになっています。

また、速度を超過した場合も、使えなくなるのではなく、速度が200kbpsに制限されますが、使いつづけることは出来ます。

それでは設定になります。
※先ほどのOCN モバイル ONEの「動作確認端末」のページにも、各端末毎に設定方法が書かれているので、参考にしてみてください。iPhoneももちろん使えますので、OCNのページをご確認ください。

1. スマートフォンやタブレット端末の電源を落とし、SIMを差し込みます。

2. 電源を入れます。

3. 「アプリ一覧」→「設定」をタップします。

【Android 4以下の場合】
4. 「無線とネットワーク」の項目にある「その他…」をタップします。

【Android 5以上の場合】
4. 「無線とネットワーク」の項目にある「…もっと見る」をタップします。

 

5. 「モバイルネットワーク」をタップします。

6. 「アクセスポイント名」をアップします。

【Android 4以下の場合】
7. 画面右下の縦に「…」が3つ並んだアイコンをタップして「新しいAPN」をタップします。

【Android 5以上の場合】
7. 画面右上の「+」をタップします。

 

8. 「名前」は好きなものを入力します。 例)「OCN モバイル ONE」

9. 「APN」はLTE対応端末の場合「lte-d.ocn.ne.jp」、対応していない場合には「3g-d-2.ocn.ne.jp」と入力します。

10. 「ユーザー名」は送られてきた設定表の「認証ID」を入力します。 例)「****@one.ocn.ne.jp」

11. 「パスワード」は送られてきた設定表の「認証パスワード」を入力します。

12. 「認証タイプ」は「PAPまたはCHAP」を選択します。

【Android 4以下の場合】
13. 画面下の「保存」をタップします。

【Android 5以上の場合】
7. 画面右上の「…」が3つ並んだアイコンをタップして「保存」をタップします。

 

これで設定は完了です。
無事に画面右上にアンテナのようなアイコン(Android5以上では△のようなアイコン)が表示されて通信が出来るようになります。

 

速度測定

OOKLA SPEEDTESTで速度測定

まずは、実際に速度がどのくらい出るのかチェックします。
速度は公式では、LTEの場合、下りで最大150Mbps、3Gの場合、下りで最大14Mbpsと書かれています。しかし実際にはその速度が出ることはまずありません。

格安SIMではNTT docomoの電波帯を借りてサービスを提供しているので、docomoよりは速度が低下しています。また時間帯の利用者の増減によっても速度は変わってくるようです。そこで、時間帯を変えて3回づつ速度を測定してみました。

測定に使った端末はNexus 7(2012)なので、LTEが使えません。
LTEの速度測定はよく公開されているので、ここでは3G通信での速度を掲載します。
また、各時間帯の値は平均値になります。

測定値:神奈川県横浜市 アプリ:OOKLA SPEEDTEST 測定端末:Nexus 7(2012)
単位:Mbps(上り、下り)、ms(PING)

時間帯ダウンロード(下り)アップロード(上り)PING
8時前後1.850.44174
10時前後3.010.45759
12時前後3.680.45384
15時前後1.400.41171
18時前後2.550.41141
21時前後2.310.48158

実際の速度は、通勤時間帯やお昼の時間帯は速度が遅くなると言われています。

この結果を見てみると、朝の通勤時間帯と15時頃に速度が遅くなっています。
朝の1.85Mbpsという数値は1秒間に231kbくらいをダウンロード出来るという値ですので、例えばYahoo!のトップページが1~2秒くらいで表示出来る速度になります。

ただ、実際使っていても、この数値ほど時間帯による速度の違いを感じたことはありません。Nexus 7(2012)はLTEが付かないモデルなのですが、LTE通信でなくても快適に使えています。参考までに自宅で使っているインターネットのフレッツ光のWi-Fiに接続した時の速度は、ダウンロード(下り)で17.38Mbps、アップロード(上り)は4.55Mbps、PINGは18です。

固定のフレッツ光でも、これくらいの速度ということなので、「OCN モバイル ONE」は十分速度は出ていると思います。

 

容量超過後の速度は?

それでは、容量の上限を超えてしまった場合の、速度制限されてしまった時の実際の速度はどのくらいなのでしょうか。OCN モバイル ONEでは送受信最大200kbpsになると公開されています。

測定してみると、ダウンロード(下り)で256kbps出ました!
アップロード(上り)は105kbpsです。PINGは303です。

速度制限がない時の速度は、3Gの場合の6分の1ほどに落ちていましたが、こちらの数値は、ほぼ公表通りの数値が出ているということになります。確かに速度は遅くなります。先ほどのYahoo!のトップページで例えるなら、アクセスしてから7~8秒くらいして画面が表示されます。その後のニュース等は5秒前後で表示されるといった具合です。

ただ、メールやLINE等はほぼ問題なく使えます。もちろんLINEの通話は厳しいです(^^;また、LTEを利用している速度からの落ち込み具合は大きいと思いますので、それに慣れてしまっている場合には、とても遅く感じると思います。

 

ウィジェットによる容量表示や速度切り替え

OCN モバイル ONEのウィジェット

OCN モバイル ONEでは、専用のアプリが用意されていて、今月(または今日)の使用量や高速通信のオンオフの切り替えが出来ます。高速通信をオフにすることで、制限の容量を使用しないで、200kbpsの低速で通信をすることが出来ます。

私の場合、例えば「SmartNews」というNewsを閲覧出来るアプリを使っています。このアプリは写真が多いので、結構容量を使用します。朝の通勤で閲覧するだけで約25MBくらいを使います。SmartNews朝晩見るだけで50MBに達してしまいます。

そこで、SmartNewsを見る時だけ、高速通信をオフにすれば、容量を全く使わずにNewsを閲覧することが出来るようになるのです。SmartNewsは、データを受信しておけば、圏外でも閲覧することが出来るので、写真だけが遅く読み込まれていく感じになります。

写真がなくてもあまりNewsには影響がないので、このようにして使っています。

しかもウィジェットとして、ホーム画面に配置しておけるので、気軽に高速通信をオフにしたり、使った容量を確認することが出来るようになっています。

 

一時休止や解約の方法は?

OCN モバイル ONEでは一時休止は出来ません
方法としては、休止したい時期は、一番安いプランに変更して過ごすか、一度、解約をしてから、再度契約し直すかのどちらかになります。

OCNを解約する場合には「指定の方法でSIMを返送する」必要があります。電話で確認したところ、特に指定の方法というものはないので、SIMが割れないように包んで、封筒に入れて82円で返送出来るかと思います。

一度、解約をしてしまうと、そのSIMは使えなくなるので、再度契約をするとしても、新たにSIMを購入しなければなりません。通常は3,240円ですが、Amazonを選択すれば1,395円で購入することが可能です。ただ、いつまでこの値段なのかは分からないので、3,240円とします。

その場合、休止する為に、一度解約して新規で契約し直すと3,320円が発生します。
一番安いプランは972円ですので、4ヶ月以上休止したい場合には、一度解約してしまった方がお得ということになります。

 

OCN モバイル ONE のまとめ

速度も安定していて、NTT系列ということで安心出来ると思います。

また、日次プランも有名どころでは、他にB-mobile(日本通信)しかやっていないプランなので、こちらも重要なところです。

私が日次プランにしている理由は、通常の月次プランの場合は、月に3GBまでという形式なので、月の始めの方にたくさん使ってしまったり、動画を見過ぎてしまったりした際に、残りの容量を気にしながら月末まで過ごすか、お金を払って容量を追加しなければなりません。

日次プランであれば、1日に70MBまでという形式なので、その日に容量を使い過ぎてしまったり、動画をたくさん見てしまったりしても、次の日になれば、また容量が復活しているので、容量を気にしながら過ごす必要がありません。

しかも1日分だけは容量の繰り越しも出来るので、おもに平日に使う私としては、土日にあまり使わなかった70MBを平日に繰り越せるので、月曜日には1日に140MB使える状態になっています。

1日に平均して80MBづつ使っていけば、丁度金曜日で土日分の容量を使い果たせる計算になります。それでも容量が足りない方には、1日1,380円(税抜)で100MB使えるというプランも用意されています。

これは個人的な感想ですので、使い方にあったプランを選べるのもMVNOの魅力だと思います。

 

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