格安SIMの通話定額はどこかお得？通話品質含め7社を比較してみました

au回線も使える格安SIM「mineo」と、最近人気急上昇中の「FREETEL」、そして「DTI」が、それぞれ通話料金が割引になるサービスの提供を開始しました。これにより、さらに格安SIMの選択肢の幅が広がってきたのではないでしょうか。以下は通話料が割引になるサービスを提供している格安SIMの比較になります。

通話料割引の格安SIMの比較

※20円／30秒等の料金は超過後の通話料金です。
※「評判」は通話品質の評判です。

肝心の通話品質は？

格安SIMの通話料割引のサービスですが、2パターンのうちのどちらかという形になっています。5分以内の通話が無料になる場合が多いようですね。

「Y!mobile」は実際に使っていますが、通話品質は全く問題ありません。
「楽天モバイル」と「BIGLOBE SIM」の通話品質も、通常の電話回線が使われる為、評判は良いようです。最近勢いに乗っている「FREETEL」も電話回線を使ったサービスのはずなのですが、通話品質の評判は残念ながらあまり良くないようです。私としては、FREETELの扱っている格安スマホは、コスパが良いので、是非頑張ってほしいところです。

そして、iPhoneを扱っている「もしもシークス」ですが、こちらも通話品質の評判はあまり良くないようですね。通常の電話回線を使ったサービスではあるものの、海外を経由している為、品質が悪くなってしまっているようです。

「mineo」と「DTI」に関しては、まだサービスが開始されたばかりですので、評判はまだ分かりません。ただ「DTI」に関しては、インターネット回線を使ったIP電話のサービスのようですので、あまり期待は出来なさそうです。

もう一つ、「NifMo」では、月額1,300円で通話し放題のサービスが提供されているのですが、こちらもやはりIP電話のサービスの為、評判はあまり良くありません。使えなかったりすることもあるようで、電話のサービスとしては少々致命的な問題ですよね。その為、今回は比較として入れていません。

「mineo」と「DTI」はイマイチ

そして、最近通話割引のサービスが開始された「mineo」と「DTI」ですが、魅力をあまり感じません。まず最初に言えることは、超過後の通話料金が20円／30秒で高いことです。この金額は通常の電話料金なのですが、他の同様のサービスでは、超過後は10円／30秒が一般的です。

例えば、30分電話をかけた時、楽天モバイル通話料は500円なのに対し、DTIでは1,000円になってしまうということです。これは、かなりの差になります。そしてmineoに関していえば、月額840円で30分の通話が無料になるということですが、楽天モバイルやBIGLOBE SIMで使われている、通話料が半額になるアプリを使えば、30分の通話料金は600円になります。

mineoでは、専用アプリを使わなくても良いことが、ウリになっているようですが、そんなに安くもないなら、アプリを使って半額にしたいと思ってしまいますが。。。　というように、それぞれ一長一短ありますね。

まとめ

私としては、おすすめはY!mobileになります。
やはり5分では短いですよね。Y!mobileは唯一、10分までの通話が無料なのが嬉しいところです。ただ、最安のプランは、月額2,980円で高速通信が1GBしかついていないので、かなり物足りないと思います。月3GBのプランだと3,980円になるので、これくらいは必要になるかと思います。

キャリアに比べれば断然安いですが、格安SIMにしては少々高めにはなってしまいますよね。通話をすることが多い場合には、こちらがおすすめになります。ひと昔前のiPhone 5Sではありますが、一緒に契約することも可能です！

>> iPhone 5s 16GBが実質0円！月額料金も割安なY!mobileがオススメな理由

もし、少し通話が割引になるプランが付いていれば良いという場合には、「楽天モバイル」か「BIGLOBE SIM」がおすすめです。特に「楽天モバイル」は、スマートフォンを持っていない場合でも、一緒に購入すると割引で安くスマホを購入できるのも嬉しいところです。

>> 5分以内の通話は無料で月に3.1GB使えて月額2,450円！（楽天モバイル）

>> 2015年ベスト格安SIM！月に6GB・通話最大60分コミで月額2,972円のBIGLOBE SIM

個人的には「FREETEL」には頑張ってもらいたいですね（＾＾）