それでも使う?HuaweiとGoogleの個人情報収集の内容がすごい

投稿:2017年9月6日 更新:2021年2月7日
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それでも使う?HuaweiとGoogleの個人情報収集の内容がすごい

この記事をかんたんに書くと…

  • GoogleとHuaweiのプライバシーポリシーには「個人情報収集」の旨が書かれている
  • HuaweiのAndroidスマホを使っている場合、GoogleとHuaweiに個人情報を収集される
  • 検討している方は、これらを踏まえたうえで利用を購入しましょう

Googleと言えば、AndroidスマホのOSを開発している会社になります。
また、Huawei(ファーウェイ)は、コスパの良いAndroidスマホやタブレットを開発・販売している会社で、最近日本でも格安スマホの需要が増えていることから、ユーザーが増えており、世界的に有名な会社です。

そんなGoogleとHuaweiの「利用規約」や「個人情報保護方針」など、読んだことありますか?
長々と書かれている為、きちんと読んでいる人も少ないのではないでしょうか。結構な「個人情報を収集する」旨が書かれており、Huaweiのスマホを使っているユーザーは、GoogleとHuaweiにダブルで個人情報を収集されていることになりますね。

あ、私だ(Huawei タブレットユーザー)。。。(^^;

>> MediaPad M3レビュー。コスパ最高の8.4インチタブレット

 

Googleの個人情報収集

この記事の内容は、あくまで私的な見解になります。
まずは「Googleのプライバシーポリシー」を見てみましょう。

Googleのプライバシーポリシー

上記はGoogleのプライバシーポリシーの画面の一部になります。

・Googleのプライバシーポリシー
https://www.google.com/intl/ja/policies/privacy/

 

収集する情報として以下のような内容が書かれています。

・検索キーワード
・電話のログ(お客様の電話番号、通話相手の電話番号、通話の日時、通話時間、通話の種類など)
・参照URL(閲覧履歴)
・Googleアカウントを特定できるCookie
・現在地情報
・IPアドレス

このようにAndroidスマホを使っていると、スマホの利用状況を全て収集されることになります。
つまり、朝何時にスマホを使い始めて、どの場所に移動して、どこに電話をして、何を検索して、何時に家に帰ってきて。。。といった、ユーザーの1日の生活を把握されているのです。

これにより、自宅や勤務地などは割り出されるでしょうね。
また、GoogleアカウントやIPアドレスの履歴などから、使っているパソコンも関連付けがされるかと思います。他にも、数ある便利なGoogleのアプリやサービスの個人情報も関連付けされ、特定の個人情報はかなりのボリュームになるのではないでしょうか。

以前、孫の水着写真をGoogleドライブに保存していたユーザーのアカウントが(児童ポルノとして)凍結される出来事がありましたが、このように保存している写真まで分析していることが分かります。確か、Gmailの内容も分析しているはずです。

さらに恐ろしいことに、Googleのブラウザ(Chrome)で、ネットで買い物をする際にクレジットカード情報を入力しようとすると、自動で入力されたことはないでしょうか。このようにクレジットカード情報でさえ、保存されているのです。クレジットカード情報は収集しているのかは不明ですが、情報が端末に保存されていることは確かです。

 

Huaweiの個人情報収集

次にHuaweiのプライバシーポリシーを見てみましょう。

Huawei端末のエンドユーザーソフトウェア使用許諾契約

上記はスマホやタブレットを利用する際に、ユーザーが同意しなければならない「Huawei端末のエンドユーザーソフトウェア使用許諾契約」になります。

・Huawei端末のエンドユーザーソフトウェア使用許諾契約
http://consumer.huawei.com/jp/legal/eula/

(2018年1月12日 追記)
上記の個人情報に関する内容に関して、Huaweiにお問い合わせをしていたところ、Huaweiのプライバシーポリシーは、2017年9月末に変更され、「6.1」の項目に書かれていた個人情報収集の内容が変わりました。個人情報収集に関する内容が隠されただけなのか、今では収集しなくなったのか、本当のところは分かりません。。。

 

収集する情報として以下のような内容が書かれています。

・連絡先情報
・SMS、音声メッセージなど
・現在地情報
・IPアドレス
・アプリケーションデータ

Googleほどではありませんが、スマホの利用データを収集していることが書かれています。このことから、Huaweiもユーザーの1日の生活を把握できるものと思われます。

ただ、どこまで情報を収集して、何に利用しているかは不明です。上記の規約の6.3に「ユーザーの居住国以外の国で当社およびその関連会社/ライセンサに転送される場合があります。これは、ユーザーが当社製品およびサービスを利用している国以外の他の管轄地からデータの転送またはアクセスが可能であることを意味します。」と書かれていることから、第三者も情報を収集することが可能な状態にあるようです。

しかもBaiduと通信していたり。。。

>> Huaweiスマホ、バイドゥとの通信を認める。「Huaweiでは」個人情報は収集していません。バイドゥは?→お答えできません(スマホ評価・不具合ニュース)

 

一個人なので、大した情報はありませんが、各種サービスのログイン情報やアカウント情報、クレジットカード情報や銀行・証券などの金融関係のアカウント情報などは、取得されているとすると、ちょっと恐ろしいですよね。

Huaweiほどの大企業なので、不正に利用することはないかと思いますが、第三者が悪用したり、万が一情報が洩れてしまった場合を考えると、出来る事なら上記の情報を取得されていないことを願ってしまいます。

 

まとめ

今までも、Googleが個人情報を収集していることは知っていましたが、改めて色々と調べたり聞いたりしていると、今更ですが、iPhoneに乗り換えたくなってしまいました(^^;

ただ、iPhoneでもGoogleのアプリを入れてログイン後、サービスを使った時点で、Wi-Fiを使ったIPアドレスなどからユーザーが特定され、今までのユーザー情報と関連付けされてしまうかと思います。

今までGoogleのサービスを結構使っているので、今更Googleのサービスを使わないのも不便そうですね。。。悩みどころです。せめて出来る事と言えば、Androidスマホは使いつつ、スマホのメーカーを変えることくらいでしょうか。

これから、AndroidスマホやHuaweiのスマホの利用を検討している方は、これらのことを踏まえたうえで、ご購入されることをおすすめします。

>> おすすめの格安SIMや比較はこちらをご覧ください

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