この記事をかんたんに書くと…
- ワイモバイルの高速データ通信量が価格据え置きで倍増
- 60歳以上のユーザーは「かんたんスマホ」利用で国内通話無料
- Yahoo!プレミアムが無料で漫画や雑誌も読めるので色々お得
格安SIMの「ワイモバイル(Y!mobile)」を利用しているユーザーには朗報ですね。ワイモバイルは2018年9月1日から高速データ通信の容量を、料金は据え置きで倍増されることになりました。つまり、スマホプランの高速通信の容量が以下のように増えるということになります。
・スマホプランS(月額2,980円)月1GB → 月2GB
・スマホプランM(月額3,980円)月3GB → 月6GB
・スマホプランL(月額5,980円)月7GB → 月14GB
今までもキャンペーンにより、全ユーザーが実質価格据え置きで増量されていたのですが、今後はキャンペーンではなく、通常の基本料金になることになりました。
>> ワイモバイルが実質増量?!ソフトバンクユーザーも含めて容量2倍
さらに、ワイモバイルでは、60歳以上のユーザーであれば、国内通話が無料になるサービスも開始しました!これにより、他の格安SIMよりは割高であったワイモバイルですが、料金的にもサービス面でも、かなり優勢になってくるのではないでしょうか。
>> ワイモバイルが格安SIMのデメリットを一蹴!お得な8つの理由
>> ワイモバイル の詳細はこちら
目次
価格据え置きで高速データ通信容量増量
まずは、高速データ通信容量が増量される件の紹介になります。
今までは月1GB・10分かけ放題で月額2,980円となっており、他の格安SIMと比べると割高な料金体系でした。ただ、他の格安SIMにはないメリットがあったので、その分が割高ということで仕方のないところだったのですが。。。
なんと2018年9月1日から、価格据え置きで容量が倍増されることになりました!容量毎の各料金は以下のようになります。
少々分かりづらいのですが、実際は2018年9月1日からは以下のようになります。
・スマホプランS(月額2,980円)月1GB → 月2GB
・スマホプランM(月額3,980円)月3GB → 月6GB
・スマホプランL(月額5,980円)月7GB → 月14GB
新規またはMNPで契約する場合「容量増量オプションが2年間無料」
新規またはMNPでワイモバイルと契約する場合、2年間は「容量増量オプション(月額500円)」が無料になります。8月31日まではオプションにより容量は倍になっていたのですが、9月1日からは以下のように増量する容量が変更になります。
・スマホプランS 1GB増量(2GB+1GB(オプション分)=合計で3GB)
・スマホプランM 3GB増量(6GB+3GB(オプション分)=合計で9GB)
・スマホプランL 7GB増量(14GB+7GB(オプション分)=合計で21GB)
その為、新規またはMNPで契約する場合、最初の2年間は上記の通信量になるということです。3年目からは、増量分がなくなった通常の通信量になります。
新規またはMNPで契約する場合「12カ月間は1,000円割引」
さらに、新規またはMNPでワイモバイルと契約する場合、最初の1年間(12カ月)は「ワンキュッパ割」で、月額料金が毎月1,000円割引されます。これにより最初の1年間の月額基本料金は以下のようになります。
・スマホプランS 月額2,980円 → 月額1,980円
・スマホプランM 月額3,980円 → 月額2,980円
・スマホプランL 月額5,980円 → 月額4,980円
そして、さらに家のインターネット回線をソフトバンクのインターネット回線にすることで「おうち割」という割引が適用されます。これにより、毎月の月額料金が以下のように割引されるのです。
・スマホプランS 毎月500円割引 月額2,980円 → 月額2,480円
・スマホプランM 毎月700円割引 月額3,980円 → 月額3,280円
・スマホプランL 毎月1,000円割引 月額5,980円 → 月額4,980円
つまり「おうち割」と「ワンキュッパ割」を適用させることで、最初の1年間は以下の料金でスマホを利用できることになるのです。
・スマホプランS 毎月1,500円割引 月額2,980円 → 月額1,480円
・スマホプランM 毎月1,700円割引 月額3,980円 → 月額2,280円
・スマホプランL 毎月2,000円割引 月額5,980円 → 月額3,980円
なんとも、ソフトバンクらしいややこしさですね(^^; 結局、3年目からは以下のような月額料金と通信容量になります。「おうち割」を適用させるなら、割引は残ります。
・スマホプランS 月2GB 月額2,980円
・スマホプランM 月6GB 月額3,980円
・スマホプランL 月14GB 月額5,980円
ワイモバイルのメリット
容量が増量されましたが、ワイモバイルの月額基本料金は、まだ他の格安SIMと比べると割高になっています。他の格安SIMと比較した場合、以下のような月額料金になります。
通信容量 | ワイモバイル | 他の格安SIM(目安) |
---|---|---|
3GB | 月額2,980円(2GB) | 月額2,450円 |
6GB | 月額3,980円 | 月額3,150円 |
14GB | 月額5,980円 | 月額4,900円 |
ただ、割高ではあるのですが、以下のようなメリットがあります。
・スマホに詳しくなくても、設定などをショップで行ってもらえる
・全国に約1,000のショップがある
・キャリアのメールが利用できるのでドコモなどにメールが届く
・お昼の時間帯でも通信速度が遅くならない
・月額1,000円のオプションで「時間制限なくかけ放題」になる
・LINEの年齢認証ができるので「ID検索」もできる
・Yahoo!プレミアムが無料で漫画や雑誌も読める
>> 格安SIM(MVNO)で出来る事と出来ない事。docomo等の大手キャリアとの違い
>> ソフトバンクやワイモバイルユーザーは漫画や雑誌が無料で読み放題に!
今回、通信容量が倍増されたことにより、割高の度合いがかなり減りました。これにより、格安SIMを考えていて、上記のメリットに一つでも惹かれるなら、ワイモバイルにした方が良いかと思います。
ワイモバイルは「ソフトバンクの格安SIMブランド」の為、ドコモやauなどの大手キャリアと一番近い格安SIMと言えます。他の格安SIMに抵抗がある場合でも、ワイモバイルならそういう意味では一番気軽に利用しやすいのではないでしょうか。
60歳以上のユーザーは「かんたんスマホ」を契約で国内通話が無料
さらにワイモバイルでは、契約時に60歳以上のユーザーが「かんたんスマホ」を購入することで、ずっと国内通話が無料になります。こちらは新規またはMNPで契約する場合でも、機種変更の場合でも対象になります。機種変更の場合には「かんたんスマホ」へ機種変更する際に、60歳以上であれば対象になるかと思います。
・かんたんスマホ(ワイモバイル 公式サイト)
https://www.ymobile.jp/lineup/705kc/
ワイモバイルでは、スマホプランには「10分通話定額」がついています。その為、普通に契約した場合でも、10分の通話は無料になり、10分を超えた分の通話料は20円/30秒になります。
そして、他の格安SIMにはないオプションとして、時間制限なくかけ放題になる「スーパーだれとでも定額」が月額1,000円で用意されています。60歳以上のユーザーが「かんたんスマホ」で契約することで、このオプションが無料で利用できるということになります。
通話無料でいつでもサポートを受けられる
さらに「かんたんスマホ」には、押すだけでサポートを受けられる「押すだけサポート」のボタンが用意されています。初めてスマホを使う場合には、分からないことが多いかと思いますが、そんな時でも専用の窓口で通話無料でサポートを受けられるのです!
「かんたんスマホ」で契約する場合の月額料金
「かんたんスマホ」の金額は60,156円の24回払いになるので、月に2,484円の支払いになります。ただ、新規またはMNP(ソフトバンク以外)の場合には月額割引で-1,620円になるので、実質月864円の支払いになります。
ソフトバンクからのMNPまたは機種変更の場合には、月額割引の金額は-1,080円になるので、実質月1,404円の支払いになります。その為、機種代金を合わせた毎月の料金(最初の2年)は以下のようになります。ワイモバイルはソフトバンクグループなので、ソフトバンクからはMNPではなく機種変更扱いになってしまいます。
【新規またはMNP(ソフトバンク以外)の場合(税込)】
スマホプランS(3GB) | スマホプランM(6GB) | スマホプランL(14GB) |
---|---|---|
月額4,078円(1年目3,002円) | 月額5,158円(1年目4,082円) | 月額7,322円(1年目6,242円) |
【ソフトバンクからのMNPまたは機種変更の場合(税込)】
スマホプランS(3GB) | スマホプランM(6GB) | スマホプランL(14GB) |
---|---|---|
月額4,622円 | 月額5,702円 | 月額7,862円 |
ソフトバンクからのMNPまたは機種変更の場合には、「ワンキュッパ割」は適用されない為、1年目も金額は変わりません。
スマホの金額を考慮すると、毎月の料金は少々高くなってしまいますね。3年目以降も同じスマホを使い続ければ、スマホの金額を含まない通常の基本料金になります。とはいえ、ドコモなどの大手キャリアを利用している時の金額に比べれば安く利用できるのではないでしょうか。
まとめ
高速データ通信の容量が倍増されることで、かなりワイモバイルがお得になってきましたね。iPhoneを購入することもできますし、機種変更時でも月額割引でスマホの料金を割引で購入することができます。
2年毎にスマホを機種変更するユーザーにとっては、スマホの機種代金を考慮すると、他の格安SIMとの割高分は相殺されてしまう可能性もあります。格安SIMの中ではワイモバイルがかなりの人気ですが、ますますワイモバイルが優位に立ちそうですね。
>> ワイモバイル の詳細はこちら
現在シヤープr2ガラケー( ソフトバンク】
かんたんスマホに変更予定
9月まで契約あり